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店電鳴る

先週、ソフトバンク携帯電話を退会した
手続きはもっと面倒くさいものかと思いきや、
意外にもそれは、うどん屋で「かけ」を注文するかのように、あっさりと済んだ
溜まっていたポイントは全て水に流すしかなかった(お父さんグッズもらってもしょうがないのでね)


遡ると、あれは何年程前だったのか・・
確か、当時SBの代理店だった光通信のTという女の営業がバレルハウスの営業中に突然入ってきた
時刻は20時半頃で他に常連客が3名ほどいた
当時PHSユーザーだった俺は、その日は珍しく機嫌がよかったのだろう、普段なら「いらないよ」と二つ返事で帰らせる営業人をカウンターに座らせ水を出してやり要件を聞いてやった
記憶によると、Tは確か三重県の出身だった
記憶によると、顔は柔ちゃんとクルム伊達公子を足して2で割ったような感じだったような気がする
まだあどけなさが残る表情と、ぎこちない田舎訛りの営業トークであった
Tは他の客に冷やかされながらも、一生懸命営業トーキングし続けた
しばらくすると上司と思われる若い男が入店し参戦、新人のTをサポートし始めた
俺は暫く話を聞いたが、結局何だかよく解からんので、
バレルハウスで宴会を催すことを条件に契約を交わしたのだった

あれから何年たったのであろうか?
5年ぐらいか・・
いや、もっとかな・・
まあそれぐらいの月日は流れ、退会に至った

退会して店の電話が再び鳴るようになった
トイレで用を足す際も、ベランダで涼む際にも、コードレス電話機を持参する毎日が再び始まった
ナンバーディスプレイされないのがいい
誰からかかってきてもこうやって話す

「はいバレルハウスです」
「はい今日(日曜日)もやってますよ」
「ああ、久しぶりですね」

「おかえりなさい」

俺は巷に氾濫している端末、タブレットなどには全く興味が沸かない
それは変なのか?おっさんなのか?
変でもおっさんでもいいの、それでいいのだ


梅の土用干し一日目
さてと、今夜は旬の川魚で一献といこうではないか
ね?いいでしょ。


土用干し ならんだならんだ タコ坊主
店主

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