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5月, 2013の投稿を表示しています

まめな話

近所の八百屋さんの前を通りかかるとな、 ふやけたような、色の変わり果てた「さやえんどう豆(グリンピース)」が1ざる105円で売っていたんだな。 八百屋のおじさん曰くな、 冷蔵庫に入れたまんま、うっかり忘れていたらしくてな、 安く処分することにしたんだな。 これ、さやは白っぽく変色しているがな、 中身の豆は大丈夫だしお得だよ、ほらな! と言うのでおいらそれを買って帰ったんだな。 んで、おいらはな、 早速グリンピースを取り出して、全部茹でてな、 きょうは豆スープだな、あしたは豆ご飯だな・・ なんて、のんきに考えていたらな、 あれれ・・ 店の冷蔵庫に数日前に買った「絹さや」が大量にあるのを思い出したんだな・・・ おいら、あわてて店に入ってな、 かぼちゃと絹さやのサブジ(インド風スパイス炒め煮)をつくったんだな。 八百屋さん思い出させてくれて、ありがとうな。 なっ?

そんれしぴ#130527(ソノヴェーゼ・スパゲッティー)

イタリア式に言えば Spaghetti al Pesto Oriental-Genovese. こう呼ぶのでしょうか? ま、定かではありませんが、ここではそう呼ぶことにしましょう。 ジェノヴァ式ペーストにはバジルと松の実を使いますが、それらの代用品として東洋では安価なニラとカシューナッツを使った、Spaghetti al Pesto Oriental-Genovese.をつくってみました。 これが「ソノヴェーゼ・スパゲッティー」ですわ。 この不景気な世の中です。チーズもパルメジャーノなんか庶民には超高級すぎてあきませんわ。比較的安価なペコリーノ・ロマーノもしくはグラナ・パダーノを使いましょう。 材料4人分 韮(ざく切り) 200g にんにく(スライス) 2片 カシューナッツ 30g オリーヴオイル(あればエクストラ・ヴァージン) 120ml  塩(あれば岩塩) 適量 アンチョビー 1tsp ペコリーノ・ロマーノ(粉末にする) 30g 黒こしょう 少々 作り方 スパゲッティーを塩を入れたたっぷりの湯で茹で始める 1から6までの材料をミキサーに入れソノヴェーゼ・ペーストを作る スパゲッティーが茹で上がったらソノヴェーゼ・ペーストと合わせ、そこにペコリーノ・ロマーノと黒こしょうを振り手早く混ぜ出来上がり 韮のみどりは初夏に合うもんだなあー。 追記・ジェノヴァ式といえば、本当は「リングイーネ」を使用したいものです。

水虫に悩む男の話

「何でこんなになるまで放っておいたんですか?」 そう医者に言われ、事の重大さに気が付いたがもう遅い。 その病名は「水虫」であった。 最近右足の親指と人差し指の間に何かタコのような硬いものが出来ていたのを発見し、それが気になり始め、先日遂にそのタコのようなものを無理やり剥がしてみたのだが・・・ この直径5ミリ薄さ2ミリほどのタコのようなものは蓋のような役割をしており、それを剥がすと何と、ぽっかり穴が開いているではないか! 懐中電灯を点け中を覗いてみると、どうやら俺の足の中は空洞になっているようなのである。 「俺の足!一体いつの間に!」 これにはさすがの俺もびびりまくり、早速近所の皮膚科へ駆け込んだ。 初老の医者はマイクロスコープをその空洞へ差込み、専用のカメラで俺の右足の中を映しだした。 何とも驚くことに俺の右足の中は、神秘的な鍾乳洞を思わせるかたちに空洞化していた。 親指と、人差し指と、見事なほどにくっきり二股にえぐれているではないか! 足の親指を外から押してみると、 「ぱこぱこ」 しており、マヨネーズのチューブを押すような感覚であった。 「ジムで走ったりしても平気なんですけどねぇ・・」 そんな俺のつぶやきをスルーした医者は、カメラのある部分を注視し指差した。 それは空洞の一番奥に積み重なっており、小さな指のようにも見える。  俺  「何ですかこれ?」 医者 「古い指が地層のように重なってできたんでしょうなぁ・・・」 むむむーっ・・・ って、一体この俺は何百年ぐらい生きているのだろうか? という、 スティーヴン・キング氏に捧げたくなるような、大変気持ち悪い夢を、 またみてしまった。

ある草の話

タイ料理の「ガパオ飯」に使用されるバジル。 これ、日本ではあまり馴染みの無いバジルなんぢゃけども、 英名「ホーリー・バジル(又はセイクリッドバジル)」というバジルが使用されちょる。 マレー名「セラッシー」、和名「カミメボウキ」、タイ名「バイガパオ」、アーユルベーダ名「トゥルシー」とそれぞれ呼ぶそうな。 ハーブは免疫力を高めるっちゅーが、このバジルただ者やない。調べれば調べるほど「母なる薬草」と崇められており、なんか「この草」ブチすごいんぢゃのぉ・・ この草はクリシュナ神を象徴する植物である(つけている数珠がそれだとか) (インドのヒンドゥー教徒の家やお寺では)祭壇にこの草を植え毎日聖水を捧げ家族の幸福と繁栄を祈りその生葉を数枚食べる この草を植えた家には病気や不幸が来なくなる この草の芳香は人をリラックスさせ害虫を寄付けない(蚊、ブヨ、ゴキブリなど) この草数枚と黒こしょう数粒を共に服用すると マラリヤに対して有効である この草 葉汁+ハチミツ+タマネギ汁=咳止めに この草葉汁+ショウガ= 鼻の粘膜の炎症による鼻汁に(花粉症にも?) この草葉汁+レモン汁= タムシ、皮膚病に オスの生殖機能を衰えさせる効果も(etc) ついでに書いちょくと、 この草はオゾンを発生させ放射線対策にも効果があるとか・・  あちらこちらで"ホーリー・バジルを植えよう運動"も起こっちょるらしいのぉ。 わしゃのぉ、先日手に入れた種が、こんな凄い草になるとは知らんかったわぃ。 ホーリーバジルは冷凍でしか手に入らんし、生葉はそこらの八百屋では売ってないけー、つい育ててみようと思っただけなんぢゃけぇ、 まあ食いしん坊万歳というか、ただそれだけーのことなんぢゃけどのぉー・・ で、前置きが長くなったけどのぉー、 この度やっとちっちゃい芽が出たんょ、可愛いぢゃろーが。 実は今回はそれが言いたかっただけなんぢゃ。 乱文にて失礼。

念願のアイテム

某野外音楽イヴェントを見に大阪へ行ってきた。 日帰り強行スケジュールかつ貧乏ツアーの為、行きは新幹線、帰りは深夜バスをとったのだが、 実はこの貧乏ツアーの為に、ネット通販にてある念願のアイテムを手に入れた。 その念願アイテムとは、「アイマスク」である。 1000円そこそこのアイマスクだが・・・。 7時50分 東京発新幹線 駅そば食べて乗車後すぐにアイマスク着用。 これはいい、真っ暗だ・・ 順調に休んでいたが、名古屋あたりで乗ってきた家族連れが賑やかで目が覚めてしまった。次のアイテムは耳栓だな・・と思いながら新大阪着。 23時20分 梅田発高速バス 20時頃から、梅田のおでん屋で知人と数年振りに再会し飲んだ。 (その日は野外で昼からちびちび飲っていたのだが・・) あんまり酒臭いとバスの隣客に迷惑だし、飲まないと寝れないだろうし、ビールばっかだとトイレが近くて不安だなあ・・などと考えつつもほろ酔いでバス乗車。 乗車後、アイマスク着用してすぐに寝てしまった。(アイマスクなしでも寝れたであろう) 乗車前の心配をよそに、夜中の3時頃どこかのサービスエリアで1度だけ降車し、用を足した以外はづっと乗車したままだった。 しかし、窓際だったせいか寒かった。 6時20分 新宿着。 それから・・ 良く寝た。 そして、起きたばかりの寝ぼけた俺に、 「アイマスクより何より本当に必要だったのは"毛布"ではなかったのか?」 くしゃみと鼻水が、こう俺に説教をしはじめた。

お客様各位

えー、 「早起きは三文の徳」 なんてぇ言いますが、 「早出」は何の徳にも、得にも、そして毒にもなりませんでした。(ほとんど独やったがな) 池袋バレルハウス、日祝日は17時から営業していましたが、 19時まで殆どといっていいほど入店者が無い為(なんでやねん) 来週からは19時開店に戻します。(ホント) その方が解りやすくていいでしょ?(こちらもね) まあ、十数年が経過してもこのような落ち着きの無いザマでございまして、 あがいてあがいて、またあがいてやってますわ。 「完璧」 なんて宝を探すようなもんで、一体どこにあるのやら・・・ まあ、どっかにあるのでしょうが、 ま、一生見つからんでもいいです。 今、楽しいですから、はい。 以上、お知らせでした。 店主敬白