20130602

コショウ ダイ

10数年お世話になっている、ときわ通りの酒屋。
そこでよく顔を合わせていた男がまた一人死んだ。
年は40代後半だから俺より少し上。若くして逝ってしまった。
死因は肝硬変だったとのこと。
だみ声と無邪気な笑顔、その顔馴染みの男、名前はKOJYOと名乗っていた。
KOJYOちゃん、ガキ大将を絵に描いたような男だった。

閑話休題

この頃、俺ときたら、
オークションで落札した"出刃包丁"を使いたいが為に、わざわざバイクで築地に出かけることが多くなった。
包丁と魚のことを考えて行く道中(約25分)はあっという間だ。

さて、築地場外には「ブッチーネ」という変わった名前の魚屋がある。
この「ブッチーネ」は山口県(宇部と萩)の物産を扱うアンテナショップなのだ。
宇部市は俺の故郷であり、東京で宇部の魚に会える懐かしさというのは、何ともありがたいものである。
ちなみにブッチーネとは(ぶちいーね、すごくいいね)の略だそうな。

そんな先日、ブッチーネで3kサイズの"コショウダイ"を買ってきた。
こちらによるとコショウダイとはスズキ目スズキ亜科イサキ科コショウダイ属、黒い斑点がトレード・マークだとな。
俺は山口県で生まれ育ってはいるが、食べたことあるかどうかは定かではないこのコショウダイ。
その大きなコショウダイ3kサイズを購入し、早速自慢の出刃包丁で解体した。

"ウロコ"は素揚げに、
"頭とアラ"は大根と共に煮付けに、
"カマ"は塩焼きに、
"皮"は湯引きにして酢の物に、
"身"は刺身、ムニエル、フライにも。

早速、アラ煮とを食べてみた。
脂はくどく無く、臭みが少ない。
見た目や想像よりも上品な味わいだ。
素麺を浸けて食ったら実に美味かった。

刺身!
タイともイサキとも違う、これが実にあっさりしていて、沢山食べても食べ飽きないではないか!
プルンコリッとした、この"コショウダイ"実に旨い白身である。
瀬戸内の魚は旨い。
是非一度、オーダーしていただきたいものだ。
「うちの店?」
当店はその辺の居酒屋よりは安全でマシなものを提供している入りにくいと評判のBARです。
そこんとこ、よろしく。

コショウダイ・・・

KOJYO DIE・・・

こんな語呂合わせを喜んでくれそうな、
ガキ大将"KOJYOちゃん"の無邪気な笑顔を思い浮かべつつ、
故郷の"コショウダイ "
感慨深く味わいました。

ガキ大将に合掌。

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