スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2013の投稿を表示しています

第47回 スプリンターズステークス(GI)

短距離の3着はこうやって勝負・・・ で、 秋のG1初戦、見事的中! スパシーバ!岩田!

庖丁立て

4日間にも及んだ厨房内の防水工事が終わり、まずは一段落である。  大家さんは少々賃料を割り引いてくれるらしいが、なんせ工事期間の4日間は売り上げはゼロだった為、現在非常にきつい。 今月の家賃の支払いは来店された皆々様のご飲食にかかっている ということを改めてここに書いておく(ホント)。  さて、厨房の床がきれいになったのであちこちリフォームしている。 「庖丁立て」をさがしていたのだが、市販にろくなものがないので自作した。 (自作というほどのものでもないのだが・・・) 庖丁立ての要は、「安全、縦に挿せる、錆び難い」この3条件を満たしていればいい。 魚柄仁之助氏のコラムで読んだのだが、 「昔の人は庖丁が錆びないように布袋に糠を入れたバックのようなものに庖丁を挿し入れ保存していた」 とあり、これを参考にし出来上がったものが画像の庖丁立てッス。 これ庭に放置していた花瓶を洗って炒り糠を入れた、ただそれだけッス。 庖丁ケースなんかより片手でスッと出せて便利っすッス。 梅雨前に思いつけば完璧だったなッス。 以上ッス。

2013未発表魚録

魚好きの覚書きのようなものです。 ● 三の字(二ザダイ) 磯臭いとか言われている三の字(二ザダイ)ですが、磯臭いというか、刺身で食ってもあまり美味しくはない。美味しく食うならばしゃぶしゃぶや煮物、フライがいいと思う。次回はこれで「タイ風しゃぶしゃぶ」をやろうと思う。値段は安い。「カワハギに似ているのは皮だけ」という差別を受けがちな、ちょいと哀れなスズキ目二ザダイ科二ザダイ属の魚。 ● アイナメ 御馴染みのアイナメさんです。煮付けもええですが、刺身もまたええです。シコシコとしておりまして 実にええです。皮を炙ってタタキがまたええです。あとアラ煮がまたええんです・・。 て、結局ほとんど独りで食ったよ・・。 なんで、こういう魚買ってくると誰も来ないんだ?反対にみなさん、休市日に来てもこのような魚はニャーよ。アイナメはカサゴ目アイナメ科アイナメ属の魚。 ● 黒メヌケ(アオゾイ) 北海道産。卸すときは背中の尖ったヒレに注意。(刺さってもうたがな・・) 本日47センチ超えの大物をさばいた。「刺身」はアイナメにも似た「シコシコ」と程良い脂がのってこらぁウマイべな。てな訳で只今昆布〆ちゅー。明日以降が楽しみである。頭と内臓、中骨はコンニャクと共にアラ煮をこしらえた。諸君、鍋の季節はもう始まっているんだよ・・・はふっはふ。カサゴ目フサカサゴ科メバル属の魚。 ●

訃報

池袋バレルハウスの店員、愛称「コリー」こと笹木猛秀が9月12日に23歳という若さで自らの命を絶ちました。 本日、告別式に参列し、お別れしてきました。 先週電話で、今後のスケジュールについて話したばかりでした。 現在、 「残念」という二文字しか浮かんできません。 今夜は彼の冥福を祈るとともに、彼の大好きだったBLUESを鳴らし、一緒に飲み明かして送ってやろうと思います。 短い間だったが、ありがとう。 感謝。 バレルハウス園山

やらねーよ

やっと、涼しくなって参りました。 私は、18歳から3年間珈琲店の独身寮で過ごしたのですが、その部屋が焙煎室の上に位置しており、夏のその部屋は何とも言い表しようの無い環境だったのを思い出します。 そんな経験もあったからでしょうか? 今年の「クーラーなし」 私は問題ありませんでした。 さて、 数名の方に尋ねられたのですが、 今年も、池袋バレルハウスは周年パーティーや周年イヴェントの予定はございません。 どっちかというと、そういう人騒がせな行事、祭事は苦手な私です。 以前、 欲に目が眩んだのか、魔がさしたのか、 何度かそういったものを催したこともありましたが、 今後はそういう行事的、祭事的なものは、多分、池バではやらないと思います。 池バは、マイペースな営業をモットーにこれからも自転車をこいで行く所存であります。 こんな池バではありますが、今後ともご贔屓に・・・。 店主敬白

サバキとホウビ

ハチビキ(葉血引)はスズキ目ハチビキ科である。 日本では中部以南の太平洋側で知られている魚だそうだが、俺は多分初めてお目にかかった魚だと思う。 見た目は、キンメをすっきりさせたような、ハマダイ(オナガ)にも似た赤い魚だ。 身は淡い桜色をしており皮目に脂ののったオイシイ魚である。 皮は鯛同様、湯引きにして酢の物、松皮造りがオススメである。 このハチビキは(鯛の皮+鯵の身)といった印象を持った、これはオイシイ魚だ。 「しゃぶしゃぶ」がまたオイシかった。 このハチビキは鹿児島産の約50センチサイズであった。 3枚に卸した後、内臓と頭をアラ煮にしたのだが、これがまあ、ヒジョ~にウマカッタ。 炊き立ての白米に、アラ煮をドバッとかけて食らう「アラ煮メシ」、これがヒジョ~にウマイ。 「アラ煮メシ」 これぞ大きな魚をさばいた者だけが得られるご褒美であろう。 あ、ホウビといえば、 時給35000円のアルバイトをしました。 それは・・・・ へへへ。 江戸も乱れたものよのぉ・・ 巷を賑わす色キチガイの看板、 そこを行くツケメン男に、ホルモン女よ、 おまえらに「アラ煮メシ」のウマさは解らぬだろうなぁ・・・ (本所の銕)