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中年女性に大人気のキノコ?

先日図書館へ行った際、料理本コーナーの中に「塩麹きのこダイエット」たる本があったので捲ってみた。
「便秘解消?5キロ痩せた?」
この本に書いてある効能には無縁だしダイエットをする気もお客さんの誰かにそれをさせる気もないのではあるが、先日自ら「塩こうじ」を仕込んだこと及び八百屋さんにシメジとエリンギを大量に安く押し付けられた関係上この本に興味が湧いたという訳だ。
しかし借りてコピーするほどの内容でもなかった為、ななめ読みして肝心な部分だけ暗記し店でトライしてみることにした。
レシピは単純明快、キノコ2に対し塩こうじ1を加えるというもの。その際フライパンで「キノコを酒で蒸しそれが冷めてから塩こうじと和えよ」とあり......


「キノコを酒で蒸しそれが冷めてから塩こうじと和えよ」とありましたがそんさんの顔には「?マーク」が浮かんでいました。
「塩こうじ」というのはタレみたいな調味料であって、醤油ダレでも味噌ダレでも肉や野菜などの素材を仕込む場合は(大体の場合後程加熱するのであって)そのまま和えて発酵熟成を待つのだが、
「なんでキノコだけは加熱せにゃあ為らんのだ?」
と人イチバイ疑り深いそんさんはそう思ったのでした。
その「塩麹きのこダイエット」に載っていたレシピのピザやらオムレツ、スパゲッティー、それらは生の状態でチョイス後加熱した方が絶対に美味しく仕上がりそうだし、冷製で提供したい納豆和えやら酢の物、おろし和え、サラダ、それらはちょいとレンジでチンしてトッピングすれば問題ないに違いないぞなもし?と、そんさんは何度も何度も頷きました。

そう思ったそんさんは人の意見などもう耳には入りませんでした、早速キノコたちをむしりそして切り刻み、そのまま塩こうじで和えてしまいました。
するとどうでしょう、キノコたちは塩こうじの塩が効いたのでしょう「シメッ」としてかさが減り約半分くらいの量になりました。
我慢できないキノコ好きのそんさんはその「シメッとしたシメジとエリンギ」を指でつまみ上げパクッと食べてしまいました。

「ふっふっふっふっ......」

そんさんは不敵な笑みを浮かべ「塩こうじキノコ」の入ったタッパを冷蔵庫に仕舞いながらこうつぶやきました。

「3日後やな」

(つづく....のかな?)


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