スキップしてメイン コンテンツに移動

ノスタルジジー

3年ほど前、前歯を3本折った。
場所は板橋区大谷口。
どこでどうして折れたのか・・
それは酒による覚醒状態だった為覚えていない。

2年ほど前、歯を折るまで酔っ払わせてもらっていた老舗の居酒屋が閉店した。
店主の体調不良から店主不在の日が続いていたのだが、ある日店主による「閉店」の告知が掲示された。
その告知の文を読みながらいつものように金宮の炭酸割りを飲んでいると、柄にも無くぽろぽろと涙が止まらなくなり早々に退散したのがその店へ行った最期であった。

先日のこと、ふとその店のことを思い出しその日来店した数名のお客に閉店したその店の話をしたのだが、 なんとその翌日のこと。

後楽園WINSの帰り道、こちらへ向かってくるのは見覚えのあるオジさんだった。
そのオジさん、驚くことに昨夜話していた「閉店した店」の常連客だったのである。
そのオジさんとオレは競馬の話でひとしきり盛り上がった後、「閉店した店」の話になった。
「どじょっこ行ってる?」
とそのオジさん。
知らないと返すと、スポーツ新聞に赤いマジックでその店の地図を書いてくれた。
「どじょっこ」とは閉店した店で働いていたオネエさんが新しく始めた居酒屋だという。
なんだか嬉しくなり、帰宅後身支度を整えるとその「どじょっこ」へ向かった。

懐かしい思い出と顔、そして酒。

飲むという行為こそがノスタルジーである・・
っておれはジジーか!(もうすぐ46よ)

コメント

  1. 遅ればせながらのコメントです。
    なかなかいい話ですね。
    ソンちゃんは46ですか、わたしはもうすぐ56です。ますます楽しみは酒呑みながらのノスタルジー、未来より過去話なのだ!
    因にわたしの親父は、酒呑むと死んだ親父の連れの話ばかり、悲しいね

    返信削除
    返信
    1. どもども、
      文章にすると悲しく寂しく恋しくしくしくしく・・・
      店は四苦八苦しくしくしく・・・
      メシ食えりゃええ!めしくしくしくしく・・

      削除
    2. 山口さん、56?ゴローにしたらどうですか?俺シローにしますよ

      削除
    3. 今年はシローゴローで行きますか!因に赤坂さんはゴシチとなります。来週上京中の予定です。

      削除
    4. ごしち?五七・・田舎臭い名前だなあ!!
      上京お待ちしています。。外タレミュージシャン来日ラッシュ、どうなってんの?な今日この頃です。

      削除

コメントを投稿

コメントはできるようにしましたが返事は期待しないでください。質問などは直接お店へお問い合わせください。

このブログの人気の投稿

2019新年関西へ③

宿からの最寄駅は京福電鉄の帷子ノ辻(かたびらのつじ)だったのだが帰ってきてからネットで調べたところ平安時代初期の嵯峨天皇の皇后であった壇林皇后が亡くなった際の形見の帷子に纏わる話が駅名となっているのだと知った。 https://j-town.net/kyoto/news/localtv/197605.html?p=all 嵐山散歩の際にその壇林皇后が創建した日本最初の禅院「檀林寺」の前を偶然通ったのを思い出した。早朝過ぎて開門していなかったがそういえば門前の看板にそのようなことが書いてあった。そうそう、その辺りでこんがりトースト色の可愛いイタチにも遭遇したのだった。 帷子ノ辻⇒西院⇒桂⇒梅田 京福電鉄から阪急電車を経由し梅田へ出て、環状線に乗り換え寺田町で降りた。 寺田町を彷徨い住所をメモして来なかったが辿り着きたいその店を探すが60分程歩いても見つからない。真冬に汗をかきながら彷徨い色々道案内を聞くがその店は誰も知らないというので観念してその店に出演しているデルタブルースRに電話してみたら案の定「昼間は営業していない」と言われ愕然とし某串カツ屋で小休止することにした。まだ昼の11時半ぐらいで夜行バスは21時半出発である。 よし!と立ち上がり天王寺まで一駅歩くことにした。(この日は朝からよく歩いたもんだ) 悪名高い?アベノハルカスを横目に自分の嗅覚を信じて天王寺駅北口の雑踏に紛れ込んだ自分はその店を見つけ不敵にほくそ笑むのであった... 何の知識もなく偶然好みの店を見つけたときの喜びはどんな喜びにも代えがたいものである。 てな訳で「花野」という角打に初めて入店した。 <つづく> 画像拝借しました https://blogs.yahoo.co.jp/beat7beat/38028182.html 画像拝借しました https://j-town.net/kyoto/news/localtv/197605.html?p=all

ここは2丁目池袋 

雪が降る あなたは来ない 雪が積もる あなたは来ない 中国料理の大家さん あなたはこない 中国料理の息子たち あんたらはこない かくかくしかじか 雪をかく  かくかくしかじか 仕方なく 貧乏な日本人には 紹興酒の差し入れも あたたかい フカヒレスープの差し入れも あ~り~は~せ~ぬ~ 無情の世界の中の ここは2丁目池袋 雪が降る あなたは来ない 雪が積もる あなたは来ない タイマッサージのオネエサン あなたはこない 3階の住人のオジョーサンたち あんたらはこない かくなるうえは 雪をかく かくなるうえは 雪をかく 貧乏な日本人には ガイヤーンの差し入れも 炊きたての カオニャオの差し入れも あ~り~は~せ~ぬ~ 無情の世界の中の ここは2丁目池袋 <間奏> 貧乏な日本人には  月餅 の差し入れも ほっかほかの おまんじゅうの差し入れも あ~り~は~せ~ぬ~ 無情の世界の中の ここは2丁目池袋 (作詞そん)

アレルギー知らずの蕎麦?園2

国産米麺は高い... とあきらめかけていたときふとあるサイトを発見した。 山口県岩国市のある製麺業者のサイトだった。 「田んぼからラーメン、うどんが獲れる!」 「国産米の消費拡大に繋げ、米の生産者を応援」 「製麺機械の製造販売及び米麺の製造支援」 「お米の未来手伝います」 このサイトのこれらの企業理念を読んでぼくは居ても立っても居られなくなり早速電話してみた。電話口の社長と思われる方は突然の電話にもとても気さくに受け答えしていただき製造法から米麺作りの情熱を聞かせていただいた。 この電話で早速山口米の米麺を注文して早速試食。 独特のこしの強さで今まで食べたフォーやクイティオなどとは別物であった!(バンザイ!山口米) 送られてきた米麺の箱の中にDVDが同梱されていて米麺製造工程の動画や画像、製麺機の図面、膨大な試食品画像などが収められてたのだが、 そこに写っていたのは.... 「玄米めん?」 自身探していた(探してもなかった見つからなかった)玄米を加工した米麺が写っていたのだった。 早速山口の製麺業者に問い合わせると、 この玄米麺は山口の製麺業者が製麺機を販売した宮城県の業者が開発した麺であることが判明した。 連絡先を教えてもらって早速問い合わせる快く玄米麺を送っていただいた。 この玄米麺が実にうまい。 見た目は日本蕎麦そっくりのこの玄米麺は何割か焙煎した玄米を混ぜてあるとの情報通り ほど良い香ばしさ があり非常に食べやすい麺で、これなら玄米が苦手な人はもとより 蕎麦アレルギー の方には絶対おすすめの麺である。 ざるそばのツユで食べてもみたのだが、これは見た目が蕎麦だが蕎麦の味なんか全くしない(あたりまえなんですけどね!)トランス状態が味覚内で起こるが味も触感もうれしくなる玄米麺であった。 山口県産米の米麺、宮城県産米の米麺、 ここに新しい国産米麺の誕生である! 現在池袋バレルハウスではざるそば風、かけそば風、ナポリタン風、沖縄そば風、タイ屋台焼きそば風、ベトナムフォー風などなど国産米麺メニューを自信をもってお勧めし好評売り出し中であります。米麺の販売もしてますよー! 安価なうどんそば、パスタ、ラーメン、フォーやクイティオ、それらの殆どは国産以外の米や麦の加工品です。一緒に日本米を応援しませんか?  応援と...