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懲りない日々

何年前からか安い銀ピアスを耳たぶにつけている。


それをプールで外し、そのまま無くしてしまった。

そのプール関係者に無くしたことを告げたのだが、

「安物だし別に見つからなくてもいい・・」

と帰ってきた。


その後すぐに近所の雑貨屋で新しく銀ピアスを525円で購入した。

「あまり気にいらないヤツやな・・」

と思っていたら、バレル店内でいつの間にか外れて無くしていた。

「気にいらない・・」をピアスに悟られてしまったのだろう。

「このままパテかなんかで耳たぶの穴ふさいだろうか?」

と思った矢先にプール関係者から「落し物が見つかった」と連絡がきた。

「あのピアスとはどうやら赤い糸で繋がってるなあ・・」

と、そんなことを考えながらオーダーされた「〆サバ焼き」を焼いていた。

すると・・・

厨房内の排水溝にキラリと光るものを見つけた。

「気にいらない」ピアスであった。

「別にこっちは見つからんでもよかったのに・・」

なんて思いながらも、排水溝から拾い洗浄したピアスを再び装着した。

で、

ものぐさな俺は未だにプールで落とした「赤い糸のピアス」を取りに行ってない。


「安いから落とすのだろうか?」

「高いと大事にするのだろうか?」


プラチナと金のピアスを検索し、銀との値段の違いに唸るという、

そんな懲りない日々がまた始まった。


コメント

  1. 仙人 「お前が落としたのは金のピアスかな?それとも銀のピアスかな?」

    そん 「プラチナです!!」

    返信削除
  2. 質屋 「これは・・銀ですねえ・・」

    そん 「・・プラチナです!!」

    返信削除
  3. ジュエリー店員 「プラチナにしますか?」

    そん 「銀でいいです・・」

    返信削除
  4. 大昔、下宿屋の大家の孫の女子高生が私の部屋に来て、「耳にピアスの穴を空けて」と、おもちゃの鉄砲みたいな機械を持ってきました。耳に穴を空けるというのは初めてで、とてもビビりながら「エイヤー!パチン!」と空けてやりました。ビビってやったので耳たぶの端っこの方に疑似ピアスが刺さり、とても申し訳ない思いをしました。
    あの子は今もピアスをしているのだろうか?

    返信削除
  5. あそこにもあすこにも・・

    返信削除

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